昨日、房総半島の中央部にある君津少年自然の家で行われた「体験活動指導者のための”発声・表現法”の講座に参加してきました。
講師は劇団四季で活躍し、現在は劇団ファイ・カンパニーで脚本・演出を手掛けるとともに劇団四季で発声指導や、多くの専門学校等で講師を務められている大畑ゆかりさんです。
内容は五つのステップに分かれていて、最初は準備、笑顔、バリアフリー(役者や演出家などの垣根を外す)というような話でした。
二つ目は、アイテムとしての声で、発声は発想からくる。気持ちの問題が発生に影響するという話でした。実感としてよく理解できました。
三つめは声を出すことで、最初に呼吸法(腹式呼吸)の練習ですが、森林療法で行う呼吸法でなく、息をゆっくり吐いて、一気に息を吸うというリズムでした。これは声を発生すると人によって声の響きが異なるので、一番いい声の響きを見つけ出すために行うのだそうです。
そして、母音法で顔の表情筋を鍛える訓練と、最後にハウ、ハウツ、ハーウという言葉だけで表情を相手に伝えるインデアンのバッファロー(酋長)とインデアンたちの寸劇を行って終了。
楽しい中にも、多くの教えられるところがあり、森林療法にも応用できるものが数多くあったように思いました。
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