9月11日に、山梨市森林セラピー基地で女性4名のお客様にセラピーガイドを行ってきました。同じ職場の仲の良い4人組でした。
今年は西沢渓谷の1周は初めてなので、前日に下見をしておおよそのタイムスケジュールやプログラム場所などを確認して、当日に臨みました。
天気予報はあまり芳しくなかったですが、雨マップでコースが雨マークから外れていたので、お客様の到着を待ちました。
お客様が到着した時、下の方はすごい雨で今日できるか不安だったそうです。
最初の安息場所での森林安息ではウッドチップの上に横になり、森の香りや川のせせらぎ、鳥の声などを感じてもらいました。安息に入る前に下から見上げた空と、安息後に見上げた空の変化を感じてもらいました。皆さん、空が明るく見えるようになったとか、鳥の鳴き声が鮮明に聞こえるようになったとか、川のせせらぎ音がだんだん大きく聞こえるようになったとか、期待した通りの感想が聞かれました。
そう、五感が開かれて本来あるべき生き物としての人間の感性が蘇ってきたのです。
笛吹川が西沢と東沢に分かれる二俣の吊り橋です。
これから本格的な登山道に入ります。
雨が心配なので、セラピーのプログラムは渓谷を抜けてから様子を見ながら行うことで了承してもらい、渓谷は足元が悪いのでゆっくりと安全に歩いてもらいました。
一段一段慎重に登っていきます。
今のところ、天気は落ち着いています。
このあとから続く滝の連続に皆さん感嘆の声を上げていました。
また、道中で見かけた花などを説明したり、水の温度を感じてもらって、水温を測ったりしながら方丈橋にやってきました。
ここから見る七ツ釜五段の滝の下2段の滝や、ここから上りになりますが、途中で見る上部の3段の滝では明るい日が差し、滝と周囲の草木の緑のコントラストにまた感嘆の声が上がりました。
西沢渓谷終了点で少し遅い昼食。セラピー弁当をほおばりました。
皆さんよく食べること、この弁当はご飯の量が多いのに皆さん完食。
少しですが、カモミールティーでおもてなしをしました。
ここからは今までと違って森林軌道を緩やかに下っていきます。途中、雨と雷の音に驚かされながらも、雨が止んだところで第二展望台で最後のプログラム、座観を行い皆さん元気で帰ってきました。
皆さんから楽しかったとの感想をいただき、ガイド冥利に尽きました。
皆さん、お疲れ様でした。
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