昨日、今年度講座を受けている千葉シニア自然大学で、南房総の「エコツーリズム」に参加してきました。南房総市は千葉県で最初に森林セラピー基地に申請しており、認可されれば活動の拠点になるところです。
今回はその際の参考になる大事なイベントになります。この南房総で活動している各種団体との交流もあり、様々な点で期待していました。
この写真は、全国的に有名になった鴨川市の「大山千枚田」です。日本の原風景としてとても貴重な場所です。
以前、福岡県うきは市のセラピー基地を訪ねたことがありますが、違った趣のある風景です。
南房総市の旧和田町の廃校を利用した体験交流施設、自然の宿「くすの木」です。ここは、旧北三原小学校が廃校になるのに伴い、宿泊される方が心から「ふるさと」を体験できる施設として造られたものです。
ここに宿泊して、地元のおじいちゃんや、おばあちゃんなどから古くからある地元に伝わる伝統的な料理や、手作り作業などを体験したり、花嫁街道と呼ばれるハイキングコースなどを歩いたりするプログラムがあります。
「くすの木」で作られている「七福膳弁当」です。これは南房総市が6町1村の七つの自治体が合併して出来たことから、七つの自治体の産物を取り入れた弁当として開発し、販売しているのので大変美味しくボリュームたっぷりです。
使われている食材は、和田町の鯨の竜田揚げ、白浜町の煮アワビとヒジキ煮、千倉町のサバの味噌煮、三芳村の無農薬野菜、富山町ののさつまいもの牛乳煮、丸山町、富浦町のビワゼリーなど豪華な食材です。
千葉シニア自然大学を運営する「NPO法人千葉自然学校」が、旧富山町に持ち主から借りている築180年の古民家「ろくすけ」です。
この古民家を利用して子供たちの体験会や、休耕地を借りての野菜作りなどを行っています。
積極的な活用が求められています。
房総のマッターホルンと言われる千葉県で唯一“岳”の字を持つ「伊予ヶ岳(336.6m)」です。
夕日に映えるこの山は、頂上直下は鎖場でちょっぴりスリルがあります。頂上からの眺望は素晴らしく見飽きることがありません。
今回のツアーは、様々な点で成果がありました。
「くすの木」の支配人は、現役時代の同僚の一年後輩で、彼が和田町役場に努めていた時の同僚は、僕が館山で仕事していた時の遊び仲間です。
今後、「くすの木」を活用する上で最良の人を知ることができました。「くすの木」とのコラボも視野に入りました。
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