8月17日と18日で、西沢渓谷と乾徳山に行ってきました。
西沢渓谷はセラピーガイド講習の最終日で、コースを講習生が交互にガイド役とお客の役を行い、実践を体験するものでした。そのため、写真は撮りませんでしたが、各自が特徴のあるメニューを行い、いろいろとさんこうになることばかりでした。
僕は「聞香」を行いました。
これは、日本の伝統文化の「香道」の言葉で、「心を落ち着かせて香木の香りに心を傾けること」とあります。この香木を森に置き換えて、森の香りに心を傾けることで森と同調する心になることを目的とします。ここを出発点にしましょう!
二日目は、西沢渓谷の近くにある乾徳山(2,031m)に登ってきました。それは、西沢渓谷のセラピーガイドに加えて、周辺の山をトレッキングすることもメニューに加えたいと考えているからです。
最近は、山から遠ざかっていたので体力の確認の意味もありました。
結果は、基礎体力の低下を強く感じショックを受けましたが、まだ十分回復できる範囲内だと思えるので、今後は登山にも力を入れていきたいと思いました。
今回は、コース中にあまり見ることのできない動植物に会いましたので、紹介していきたいと思います。
最初はニホンジカです。のんびりと草を食べていました。時々あたりを見ながら、黙々と食べていました。
次に、乾徳山登山口から1時間40分ほど登ったところにある国師ケ原付近に咲いていたマルバタケブキです。周辺に咲き乱れていました。葉っぱがまるでフキの葉のようですが、キク科の仲間です。深山のやや湿り気のあるところのよく見られるそうです。(日本の野草:山と渓谷社)
そしてクルマユリで、同じところに咲いていいました。最初は、コオニユリかと思いましたが、花や、葉のつき方からクルマユリとしました。、
先ほどの国師ケ原から45分ほど登ったところの扇平付近の岩場で撮しました。縁の黄色が印象的で写真を撮っている間はほとんど動きませんでした。名前の由来は、縁が黄色から来ているそうです。
ここまで動植物たちに元気をもらって登ってきましたが、最後の鎖場。若い頃は岩登りもしていたので、なるべく鎖を使わないで登ろうと思いましたが、岩登りどころか鎖場のあるコースを登ること自体が○○年ぶりなのと、やわらかすぎる靴や、右手中指が軽い腱鞘炎で力が入らないことなどで、四苦八苦。鎖に頼る羽目になってしまいました。
最近は山に行っても頂上を目指すことがないので、こうやって単独で山頂に立ったのは30年ぶりのような気がしてなりません。頂上はガスっていましたが、やはりいいものだと再認識した1日でした。
コメントをお書きください