先週末に、登録している山梨市セラピー基地で行われた、セラピーガイド講習に参加してきました。二日間の講習を受けて、8月に行われる実地検定後にセラピーガイドとして認定を受けた後、山梨市にあるセラピー基地、ロードでの活動が可能になります。
参加者は僕を含めて10名でしたが、半数はセラピスト部会で顔を合わせていたので、かなりリラックスして受講することができました。
初日の午前中は座学で、森林セラピーの概論、基地のある地域の歴史、セラピーの実践について先輩ガイドの皆さんからユニークな身振りも含めて楽しく聞くことができました。
午後は、救急法を消防署でうけますが、僕は赤十字の救急法救急員で更新の講座を受けたばかりでしたので免除してもらい、同じく免除の部会長と、講師のガイドと三人でセラピーロード「万葉の森ロード」を下見してきました。
都会の中の公園なので車の音や、広場での若者の騒ぐ声が気になり、実際的には使いたくないかな・・・。といった感じでした。
二日目は西沢渓谷での体験です。道の駅の会議室でストレスチェックを行い、僕のストレス度は47でした。あまり高くないとのこと。ほかの場所で受けた自律神経バランス分析結果でもあまりストレスお受けてない結果が出ています。
簡単なストレッチを行ったあと、出発です。好天に恵まれ、同じ価値観を持った仲間ということで、楽しい一日を過ごすことができました。感謝・・・です。
先輩ガイドの軽妙な語りと、豊富な知識に感心させられてしまいます。
河原の木陰に腰を落として、地元の食材を使ったセラピー弁当で昼食です。結構ボリュウムがあり、満足です。川の流れる音や、渓谷の緑に充分癒されるひと時です。
以前、沢登りや渓流釣りをしていた時(今でもしますが・・・)、岩に腰掛けてなんとなく眺める水の流れや、聞こえてくる鳥の声などになんとなく癒された経験があり、この感覚はなんだろう?と、不思議に思ったことがありましたが、今では、これが森の持つ癒し効果なんだと確信しています。
西沢渓谷の七ツ釜五段の滝にやってきました。参加者から「七つの釜で、五段の滝だと数が合わないわ?」と不思議がっていました。
僕の見解は、滝は長い年月をかけて後退します。その過程で釜を持った滝が削られ、その上流で釜を持った滝が出現します。従って上流にできた滝には二つの釜があるように見えますが、手前の釜はそこに滝があった名残なのでしょうか?
西沢渓谷を終えて、旧トロッコ道を歩いて帰る途中に、大展望台があります。ここで、先輩ガイドから「ここで大声を出すと、どこまで届くかな?」と言って、みんなで「ヤッホー」と大声を出すよう指示がありました。みんなで声を揃えて、「ヤッホー」と叫ぶと、先輩ガイドは「この声はあの山を越えて、信州に出て、それから日本海まで届くよ。今はながのあたりかな・・・?」と笑わせました。
所々で、自然観察を行いながら出発点の道の駅まで帰ってきました。
本当にいい仲間で、これからの活動が一層楽しみになりました。
今度の日曜日は、山梨市にある古民家を使った「癒しの学校」の視察です。
楽しみにしています。また、報告します。
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