会所生活環境保全林(筒森見本林)
「会所生活環境保全林」は、勝浦市の勝浦ダムから大多喜町の麻面原高原にまたがる314ヘクタールの国有林で、夷隅川と養老川」の分水嶺にあたり、水源かん養・保健保安林及びレクリエーションの森(自然観察教育林)に指定されています。
ここでは、地元の「もみの郷会所運営委員会」が廃校になった小学校分校の校舎を借りて、土日祝日には、そば打ち教室や会議室、そば食堂を運営しています。
緑の森と、夷隅川、養老川の流れと勝浦湖の水面と変化に富んだ活動ができます。
・五感を高める導入の場所
駐車場の入口から、自然観察林に入ります。ここには。シンボル・ツリーのもみの木をはじめとして179種の樹木が展示されています。気持ちのよい空間ですので、オンからオフへの切り替えの場所として森を感じましょう。
・分水嶺
自然観察林から道路の反対側の山道に入ると、その道は養老川と夷隅川の分水嶺になっています。ここで、水は太平洋側と東京湾側に別れます。静かな山道を雨水が流れていく太平洋や東京湾に思いを馳せてゆっくり歩きましょう。
・山の神
自然観察林から道路を横断して、冒険の森遊歩道に入ると山の神の標しと、小さな鳥居があり階段が登っています。
この階段の上に、双子のもみの木に守られて山の神の祠があります。今日の安全と、健康の増進を期してお祈りしましょう。
・林湖展望台
勝浦湖が望める展望台です。晴れた日は富士山が望めるそうです。(私は見ていません)吾妻屋脇の小さな尾根に登るともっとよく見えます。
ここでは、座観を行いましょう。遠くの景色を眺めることでストレスホルモンの減少や、副交感神経が活性化することが知られています。
・尾根からの展望
林湖展望台から尾根に登ると、尾根筋に丸太を割った小さなベンチがあります。このベンチに座って座観をしましょう。ひとりの時間を過ごせます。いろいろな思いを巡らすのもいいと思います。
終わりに近づいてきました。
勝浦市などの水源として使われている勝浦湖です。
終点の勝浦ダムです。
駐車場の脇の景色の良いところで、今日の感想を述べ合いましょう。
別ルート
林湖展望台先から麻面原方面の山道に入り下ると、道路におります。その道路の反対側から親水公園に降りることができます。清らかな流れに心を癒してください。
道路を戻ると、自然観察林の入口に戻ります。